【少しも損したくない】ANA ワイドゴールドカードは、本当に最強なのか~VSガソリン編~
陸マイラー御用達、ANAワイドゴールドカードは得か否か
陸マイラーの御用達、ANAワイドゴールドカードは、あらゆるサイトで得か否かの検証がされてきました。結果的にメインカードにするべきカードであり、私もメインとして使用しています。しかし、できるだけ損したくないのが人間の性。性根がケチな私は、時と場合によっては、別のカードの方がよいのではないかと考える様になりました。
今回はvsガソリンカードと題して、ガソリン系カードの中でも比較的ユーザーの多いENEOSカードとの比較を実施いたします。検証前、WIDE GOLDカードの圧勝かと予想しておりましたが、うまく裏切ってくれましたので、良ければ最後までお付き合い願います。
※ただし、あくまでマイルを貯めるのは、カード決済ではなく『発行』であることはお忘れなく。
ENEOSカードの種類は?
ENEOSカードの種類からご紹介します。ENEOSカードは、JXホールディングスを親とするガソリンスタンド:ENEOSでお得にガソリンを給油できることを謳っているカードです。
カードには三種類あり、
1.月額の決済が多ければ多いほど割引額が増えるCカード
2.割引は無いが1000円につき30ポイントが貯まるPカード
3.割引が1ℓあたり2円引きとなるSカード
があります。いずれのカードであっても、たいていの店舗では、割引前販売価格として、現金>他クレジットカード>ENEOSカードの順で大体2~3円差ずつで価格設定されており、各種ENEOSカードは、ENEOSカード価格から、引き落とし時に、さらに割引されるような形となります。
試算条件は?
Sカードについては、常にENEOSカード価格から2円引きとわかりやすいのですが、CカードとPカードの場合はどの程度利用するかによって変わりますので、おおよそのパターン分けをし、ご説明をいたします。それぞれご自身と近いものをご参考にいただければ、良いかと思います。試算パターンは以下の3パターンです。
①月に1度満タンにする程度(50ℓにて試算)
②週に1度満タンにする程度(200ℓにて試算)
③週に2〜3度満タンにする程度(500ℓにて試算)
その他の条件としては、
・定価は、現金>ANAカード>ENEOSカード価格とそれぞれ、2円ずつ差をつける
・年会費は、12で割る。ANAカードはその他の引き落としが20万円あったとし、ガソリンコストの占める割合に応じた年会費をコストとする。
・加算マイルは、100円につき1マイル
・実費コストとは、引き落とし額に実質年会費を足した額
・実質コストとは、実費コストから獲得ポイントとマイルを引いた額
・Sカードは年1回の給油で年会費無料のため、年会費コストは0とする
以上です。では実際に見てみましょう。
パターン①月に1度満タンにする程度(50ℓにて試算)
この場合、結論は、ENEOS-Sカードが実質最安値でした。
ただし、95円の差で、獲得P+加算マイルが91+57=148マイル貯まりますので、バイマイルしたと考えれば、ANAカードでも問題ないかと思います。現金は論外ですね。たった一度で300円も差が出てます。
パターン②週に1度満タンにする程度(200ℓにて試算)
引き落とし額が20,000円オーバーとなると、ENEOS-Cカードが4円引きとなるのが大きく影響しています。ANAカードは、604円の差で、獲得P+加算マイルが=594マイル貯まりますので、バイマイルしたと考えても、1マイル1.02円で買ったことになります。
パターン③週に2~3度満タンにする程度(500ℓにて試算)
引き落とし額が50,000円オーバーとなると、ENEOS-Cカードが5円引きとなり、一気に他のカードや現金と差が開きます。ANAカードは、2,158円の差で、獲得P+加算マイルが=1,486マイル貯まりますので、バイマイルしたと考えても、1マイル1.45円のコストがかかったことになりました。
結論
なんと、いかなる場合もANAワイドゴールドカードは最安値になりませんでした。
ENEOSカードが一番お得に給油できることは間違いない!だが、こういう人はこのカードで給油せよ!
①とにかく、多少損してもいいから、マイルに集約したい方。バイマイルと捉え、1マイル1.5円程度なら安い!という方。
⇒ANAワイドゴールドカードで支払うべし!
②一円も損したくない!でもそんなに車には乗らない!月1回の給油くらいの方。
⇒ENEOS-S カードで支払うべし!
③一円も損したくない!週末はバンバン車のるぜ!月2回以上の給油する方。
⇒ENEOS-C カードで支払うべし!
現金やENEOS-Pカードは今回の考察からは、得しないという結論となりました。そもそもPカードは、1000ポイントたまれば、1000オフ請求なので単月比較に向かないです。
今回の分析は、あくまで、細かいところなので、多少の損得は気にしないという方は、ポイント稼ぎに注力してくださいね。
まだENEOSカードを持っていない人は、再考もアリだと思います。ちなみに私は、Sカードでできるだけ安くをモットーに給油してます。
今回比較したENEOSカードは、ガソリンスタンドでも申し込めますが、どうせなら、ポイントサイトから申し込めば、お得に発行できます。こちらからどうぞ。
ハピタスの使い方がわからない方は、こちらの記事をどうぞ。
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